知らぬ間に迷惑をかけているかも!スポーツジムでの基本的なマナーとは?
スポーツジムは公共の施設なので、周囲を気遣った行動が大切です。しかし、何気ない行動が周りに迷惑をかけているかもしれません。迷惑な行動は店員に注意される場合もありますし、退会となる可能性もあります。そこで今回は、スポーツジムでよく見かけるマナー違反や、マナーの悪い会員に出くわしてしまったときの対処法をお話しします。
スポーツジムでの基本的なマナーとは?
初めにスポーツジムでの基本的なマナーについて、1つずつ見ていきましょう。
1つ目はマシンを丁寧に扱うことです。スポーツジムのマシンは共同のものです。みんなが気持ちよく使えるためにも、マシンは丁寧に扱うようにしましょう。また、ガチャガチャと音を立てて乱暴に扱うと、マシンだけではなく周りの迷惑にもなるので注意してください。
2つ目はマシンを使い終わったら汗を拭くことです。自分が次に使おうと思っていたマシンに、他人の汗がついていたらどう思いますか?不快な気分になって、トレーニングをする気力も奪われてしまいますね。最近ではマシンごとに汗を拭くためのタオルとアルコールが用意されているところが多いので、使い終わった後は必ず汗を拭き取るようにしましょう。汗がついていなくてもアルコールとタオルで拭くのがマナーです。
3つ目は使ったものは元にあった場所に戻すこと。使い終わったら元の場所に戻して、他の人が快適に使えるようにしておきましょう。4つ目は大声を出さないことです。スポーツジムは公共の施設なので、大声を出して周りに迷惑をかけるような行動はマナー違反です。つい、厳しいトレーニングをしているときは自分を奮い立たせるために大声を出してしまうこともあるかもしれませんが、周りに迷惑がかかるのでやめておきましょう。
また、電話に集中しすぎないこともポイントです。途中で電話がかかってきた場合はトレーニング室の外で話すようにしましょう。大きな話し声は周りにとっても迷惑になるので、気をつけてくださいね。
また、トレーニング中の人に話しかけるのもNG行為です。一生懸命トレーニングをしている途中に話しかけられたら集中力が途切れて怪我をしてしまうリスクもあります。よく見かける人がいてもトレーニング中は声をかけずに、目があったら会釈をする程度にしておきましょう。話しかける場合は休憩しているタイミングを狙ってください。
スポーツジムでよく見かけるマナー違反
スポーツジムでよく目にするマナー違反としては、汗を吹かないことが挙げられます。「そんなに運動をしていないから汗をかいていない」と思っていても、マシンには手汗などが付着しているかもしれません。汗をかいている、かいていないは別にして、使い終わったら必ずタオルでマシンを拭くようにしましょう。
きれいな状態にしてから他の人にパスすることで、次の人も快適にトレーニングができるようになります。周辺にマシン専用のタオルとアルコールが用意されていることが多いので、そちらで拭くようにしましょう。
また、長時間マシンを占領している人もよく見かけます。長時間の使用は次の人を待たせてしまうので占領せず、必要なセット数を終えたらすぐに移動して次の人に渡しましょう。
最後に、最近ではSNSが普及しているのでトレーニングしている自分の姿を写真で撮っている人が多いです。しかしシャッター音や写真に夢中になっている状態は、他の人に迷惑をかけているかもしれません。自分が映り込んでいないか気になりますし、盗撮されているのではないかと心配する人もいます。
みんなの集中力が途切れて怪我のリスクも高まる恐れがあるので、なるべくスポーツジムでは撮影を避けるようにしましょう。
もし、マナーの悪い会員に出くわしてしまったら?
スポーツジムでの基本的なマナーを紹介しましたが、マナーを守っていない会員に出くわす場合もあります。もし、マナーの悪い会員に出くわしてしまった場合は、自分で解決するのではなく、スタッフに注意をお願いするようにしましょう。
スタッフではないお客が注意をすると、トラブルを引き起こす可能性が高いです。スタッフにマナーの悪いの会員がいることを伝えて対処をまかせれば、トラブルが起きる可能性が低いです。自分で解決しようと無理をせず、すぐにスタッフに伝えるようにしましょう。
今回は基本的なスポーツジムでのマナーを紹介しましたが、マナー違反はしていませんでしたか?スポーツジムは公共の施設なので、みんなが快適に使うためにもお互い気遣う必要があります。自分自身が周りの会員にマナーが悪いと思われないためにも、今回紹介した違反行為に気をつけてくださいね。
また、マナー違反をしている会員を見つけたらスタッフにすぐに伝えましょう。一般的なスポーツジムであればすぐに対処してくれることがほとんどなので、トレーニングに集中できるようになりますよ。